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目指せ五十嵐大介! と(身の程知らずを承知で)唱えながらの作業でしたが 生命、森羅万象の不思議を圧倒的画力で描かれる方です。 リアルに描く自分の好きな漫画家さんは他に おられますが、先に上げた方々が“リアルな商業美術” という感じに比べて五十嵐氏の作風はオリジナリティ溢れる、 フリーハンドでガシャガシャって描いた“絵画”という感じ。 奔放なイマジネーションを圧倒的画力で視覚化、 時にグロテスクな要素もあるし、読む人を選ぶかも。
(“画力”と“漫画の上手さ”は別物だと思うので) 私はとっても好きです。絵だけじゃなく この人の『思想』も。頭でっかちにならず、 体を使って五感で世界と接しようというメッセージや 『便利さ、快適さにはそれにたずさわった 沢山の人達の働き(死も)が関わっている。 それを忘れてはいけない』 『(食べるために自分で生き物を屠りつつ)他人に殺させて 殺し方に文句を付ける生き方だけはしたくなかった』 というような意味の作中の台詞にはメロメロです(笑) 盛岡に暮らしておられますが途中、衣川村の農村で 自給自足ライフをしながら漫画を描かれる時期が あったり、今時携帯を持っていないといかにもです。 スケッチの教室も開けてこのブログも開設と なんだかんだいって非常に恵まれた年でした。 皆様どうも有り難うございます。 そして宜しければ来年も宜しくお願いします。 PR |
購入してしまいました。出費抑えたいのに。
Comme des Garçonsが日本のブランドとは 長い事知らなかったアホな私です。 「先の事は1年先ぐらいまで。それの小さい階段を 1段1段必ず上がっていくってことにつきる。 止まって休まない戻らない。 休むとできなくなる おそれが実感としてある」 というような意味のコメントが印象的。
もうかわいくてかわいくて!杉浦さんの著作は 「東京ホリディ」等、いくつか拝読しておりますが 雑貨や本、ファッションに食べ物への徹底したこだわりが 素敵! 集めた雑貨類がまたかわいい。 (自分じゃやらないけど。管理を考えただけで鬱になる)
思います。でも独りよがりにならないように冷静に 自作を分析されたり編集者さんに「ここは分かりにくい」と どんどん言ってもらうようにしたりとなさっているとか。 断らないようにされていたとか。「やりたくない!」と 泣いた仕事も結果色んなものが描けるようになったし 知り合った編集者さんに次の仕事を貰える。だから 全然無駄になっていない!とか。
事の大事さ、というコメントにも深く頷きました。 |
ところで、この本を読んでいた自分に驚愕のタイミングで・・・ |
「生きとってくれてありがとうな」 日本中で深い感動を呼んだ(海外でも出版された) こうの史代さん(この方は戦後世代。)の 連載中の漫画「この世界の片隅に(上)」を買いました。 「夕凪の街 桜の国」も、やはり戦時中が舞台の このコミックも時期柄、お勧めです。 戦争物というとお硬そうですが表現はあくまでソフト。 ソフトだけど、下手なホラー物より怖いです。
中の絵もね、素朴で絵本みたいで好きです。 コマの枠線以外、直線の無い手描き線で 時々とてもうつくしい。
戦時中とはいえ、多くの庶民は実際こんな風に ささやかな暮らしの中で一喜一憂しながら 生活していたんだとしみじみ読みました。
「広島」の実家から後に何度も空襲にさらされる 軍都「呉」に嫁ぐ訳で・・・・・ 優しくこまごまとした日常の中にひたひたと 確実に戦局が悪化してく様が描かれていて。 やはり先を読むのが怖い気分です。 |
「東京カフェマニア」主宰の川口葉子さんの 新刊「カフェと器の旅」(青山出版)を購入。 秋に個展をやらせていただく「天真庵」さんが 掲載されています。(最近あちこちに出てる) 東北エリアがそっくり抜け落ちているのと 掲載されているのが気になる、けど 様々な全国の「和」のカフェを
ランチがビーフシチューやカレー、と
行かれる方、また今後佐原スケッチを予定されている方は 一休みにいかがでしょうか。 |
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