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観てきました。(公式サイト) 突っ込みし放題な設定・人物造形だけど、 それを超えてずっしりとした感触と深い余韻を残す映画でした。 原作も読んでみたい。 おおまかな設定を知っていたので一瞬「輝夜姫」~?と思ってしまいましたけど。 (※実際はだいぶ違いますけど。あれで「オリジナル」がセレブならねえ) 原作者のカズオ・イシグロが50~60年代の古き良き日本映画が好きで 制作サイドがその辺を徹底的に研究して作ったと聞いて なんだか納得しました。諦観と陰影に満ちた良い作品だと思います。 DVDになってから見ようと思っていたのにあえて観に行ったのは 予告編に大好きな女優のシャーロット・ランプリング様が出ていたから。 年とってもあの独特の眼差し、チラッとでても分かりました。 画像は若い頃の彼女のポートレイト・スケッチです。 以前某所に飾っていただいたもの。 「地獄に落ちた勇者ども」の頃の彼女は信じられない位優雅で可憐でした。 PR |
作家の故・水上勉さんの多くの著作の 装丁・挿絵を手掛けられた画家渡辺淳さんについて なんと渡辺さんご本人からコメントと GWの個展のお知らせをいただいてしまいました。 弱小なブログでもやっていると こういう事があるのですね。恥ずかしくもあるけどびっくりです。 銀座の兜屋画廊で5/4から開催予定です。お薦め!!
新しい職場が「1年で一番忙しい時期」とかで 毎日大残業で死にもの狂いで働いていました。ふらふらです。 5月以降はそうでもないと言うけど…本当に?
面白いと評判の映画「シャーロック・ホームズ」を観に。 昔TVでやっていた英国紳士なホームズのドラマが好きだったので アメリカ人が演じるパンクなホームズに抵抗があったのですが とっても面白かったです! ホームズもワトスンも凄い武闘派!(原作通りではありますが) ホームズが敵とやりあう直前にいちいち、 攻撃や相手へのダメージをシュミレーションするところが (そしてその通りになるのが)らしくて素晴らしい。 ワトスンもそもそも彼はアフガンからの復員兵だから、 あれぐらい実戦に長けているのは当然でしょうし。 連続活劇に秘密結社にスチームパンクな機械や実験室と 楽しいものばかりで大満足でした。 アイリーンは笑っちゃうくらいに“峰不二子”だし。 こちらでも詳しいです。間に合って良かった!! |
今日渋谷に出て、小さい映画館アップリンクで ドキュメンタリー「泣きながら生きて」を観ました。
詳しくは公式サイトを見ていただきたいですが 丁さんご一家の生き方に圧倒されるばかり。
「白髪がある」というくだり(死ぬ程猛勉強したんだ…) もう一つ、その5年後に今度は奥さんが やっとビザの申請が降りてNYの娘に会いに行くんだけど 奥さんもトランジットで13年振りに夫と再会する、 その少し前に丁さん(夫)がはとバスのパンフレットを チェックしているんですよね。 「奥さんのために奮発するのかな、 でも¥8000なんて大金では?」と思っていたら なんと行程を書き写して(コースをチェックして) その行程で奥さんをもてなすのですよ。゚(゚´Д`゚)゚。 娘さん奥さんが成田空港から発つのを送るのに、 お父さんは成田駅で降りてしまう。不法滞在者なので パスポートチェックのある成田空港駅の手前で 降りるんです。そこもぐっときました(´;ω;`) やたら声を掛け合ったり別れを惜しんだりしないのですよ。 お互い耐えて、なるべく相手の方を見ようとしない。
ここまで自分の楽しみや夢を捨てて尽くせるか とても自信がありません。それにやれたとしても 「私はあなたの為にこんなに尽くしてあげたのよ」 「だから感謝しなさい」と押し付けたり 逆に犠牲になったという被害者意識を持ちかねない。
最後に手を合わせて感謝したり(イイ人過ぎて胸が痛い) 子供に夢を託して、子供がそれに応えて、と 丁さん一家のケースは本当にレアケースだと思います。 凄いけど、容易に真似はしない方がいいと感じました。 関東では東京と神奈川で、地方でも愛知から鹿児島まで 上映されるそうなので是非是非お薦めです。 |
痛すぎ。見ていて居たたまれません…
(=栄光無き野郎共。以下イングロ) 見ました。途中までは(特に第1章!)面白かったけど う~ん、後半は「そんな上手くいくはずないだろ」 「スパイがそんな抜けている訳ないだろ」と今一つでした。 内容はと言いますと… 時は第二次世界大戦中の話。ブラピ演じる大佐に と指令を受けた米国ユダヤ人部隊、イングロがフランスに潜入、 ナチスの兵を血祭りにあげていく。(ホントに頭の皮はいでるよー) その頃パリの映画館に勤めるユダヤ人の少女ショシャナは 家族を惨殺したナチスに壮絶な復讐をとり行おうとしていた… イングロの面々は、ナチスに対抗する余り、 ナチより凶悪な振る舞いです。今まで映画の中のユダヤ人は ホロコーストの悲劇の犠牲者だったり ウディ・アレンのような神経質でひ弱な道化キャラが 一般的だったけど今後は暴力的でデンジャラスなイメージに… (シャレにならん) しかし、ただの銃撃シーンでもあんなに残虐になるのはこの監督ならでは。 独・英・仏・伊語に堪能で、同じ人がホイホイと 違う言語を話すのを見るのが個人的には一番の圧巻でした。 それと英語を話すときは英語、ドイツ人同士ではドイツ語、 フランス人との会話ではフランス語、と当たり前だけど 映画じゃなかなか無い撮り方で(大抵の映画は英語に統一なので) 非常に嬉しかったです。通訳する役がいたりして。 |
今日の「なんでも鑑定団」に地元のお蕎麦屋さん が出ていた!!!!!(美味しい名店です)
という映画を見に行きましたが、とっても良かったです。 80年代初頭、脚光を浴びて多くの後続の大物バンドに 影響を与えた「アンヴィル」というヘヴィ・メタルバンド …が、結局商業的には成功できず。 妻子持ちな50歳のオヤジになっているというのに 給食配送や土方のようなアルバイトで食いつなぎ、 あるメンバーは家もないホームレスとして暮らしながら いまだに成功を夢見てバンドを続けている…と言ったら 何この痛いおやじ達は、と思うでしょう。
駄目なマネージャーのせいで空港の床で夜を明かしたり 道に迷って遅刻したお店ではギャラを払って貰えず、 1万人収容の会場にお客さんが174人だけ…だったり 昔一緒にツアーを回った大物ミュージシャンには 忘れられていたり。 もう観ていてる方もしょぼ~ん('・ω・`)とする アイタタぶりなのですが(奥さんやお姉さん達、偉い!) それでも解散して『カタギ』にならずにやり続ける。 「あなた達の最大の強みは30年続けてきた事だ」 「それがすべてだ」 とか泣けます。 ダスティン・ホフマンがこの映画の応援団長を 買って出たそうですが同じユダヤ人である生い立ちとか (ドラムのロブのパパはアウシュビッツからの生還者!!) 自分に通ずるものを感じたのかなと思いました。 映画のお陰で英米でアンヴィルが注目されているそうで 良かった良かった。自分はメタルは良く分かりませんが 音楽性は高いみたいです。続けるって凄い。 |
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