忍者ブログ
CATEGORY : []
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2024/04/26 21 : 15
CATEGORY : [映画]


物凄くお薦めの映画を紹介します。

今日渋谷に出て、小さい映画館アップリンクで

ドキュメンタリー「泣きながら生きて」を観ました。


 その辺の「泣ける映画」なんて目じゃないですよ。

詳しくは公式サイトを見ていただきたいですが

丁さんご一家の生き方に圧倒されるばかり。


 一番泣けたのは8年ぶりに再会した18歳の娘さんが

「白髪がある」というくだり(死ぬ程猛勉強したんだ…)

 もう一つ、その5年後に今度は奥さんが

やっとビザの申請が降りてNYの娘に会いに行くんだけど

奥さんもトランジットで13年振りに夫と再会する、

その少し前に丁さん(夫)がはとバスのパンフレットを

チェックしているんですよね。

「奥さんのために奮発するのかな、

でも¥8000なんて大金では?」と思っていたら

なんと行程を書き写して(コースをチェックして)

その行程で奥さんをもてなすのですよ。゚(゚´Д`゚)゚。

 娘さん奥さんが成田空港から発つのを送るのに、

お父さんは成田駅で降りてしまう。不法滞在者なので

パスポートチェックのある成田空港駅の手前で

降りるんです。そこもぐっときました(´;ω;`)

やたら声を掛け合ったり別れを惜しんだりしないのですよ。

お互い耐えて、なるべく相手の方を見ようとしない。


 自分がこの先子供を持つ事があったとしても

ここまで自分の楽しみや夢を捨てて尽くせるか

とても自信がありません。それにやれたとしても

「私はあなたの為にこんなに尽くしてあげたのよ」

「だから感謝しなさい」と押し付けたり

逆に犠牲になったという被害者意識を持ちかねない。


 日本や日本語学校にも(夢を裏切ったようなものなのに)

最後に手を合わせて感謝したり(イイ人過ぎて胸が痛い)

 子供に夢を託して、子供がそれに応えて、と

丁さん一家のケースは本当にレアケースだと思います。

凄いけど、容易に真似はしない方がいいと感じました。

 関東では東京と神奈川で、地方でも愛知から鹿児島まで

上映されるそうなので是非是非お薦めです。

PR

2010/01/30 18 : 33
こめんと [ 0 ]とらっくばっく [ ]
<<読みたーい!! | HOME |変わり折紙>>
COMMENT
COMMENT WRITE















TRACKBACK
トラックバックURL

<<読みたーい!! | HOME |変わり折紙>>

忍者ブログ [PR]