
連日絵を描きブログアップで疲れました。
年明けに後1件更新したら、また当分休止します。
『平清盛』で源頼朝が政子ちゃんに
「まだ見ぬ明日へ私を連れて行け」
と究極の草食系プロポーズした時はずっこけましたが
「炎環」読んでいると
武家というより公家の要素が強い人物像に
結構本質を突いた人物造形かもしれないと思いました。
(※永井史観から言っています。本当にそういう人だったかは不明)
父親の義朝(キャスト・玉木宏)は肉食キャラ設定でしたけどね~
いわゆるイケメンタイプの男性には全く興味が無いのですが
『のだめ』『平清盛』の玉木宏は非常に良かったです、
ルックスの割には声が渋くて男らしいですし~
現代人スタイルで普通にきちんとしている姿は
どうってことありませんが、
『のだめ』は逆にあんな変態ギャクものだから
イケメンに白目剥かせるような演出が生きますし
『平清盛』では年喰ってちょっとおじさん入っているし
役柄上少し「痛んで汚れた」メイクで出ているから
坂東武者振りがとても格好よく見えました。
笑って目じりに沢山皺が寄っている顔、良かったです。
源義朝は肉食で野人(木登り得意)設定でしたが、
それが良い!
一蓮托生の平家と徹底して対比させる形で
同族同士骨肉相食む源氏の抗争を見せた演出も強烈でした。
(子孫もアレだし・・・)
源氏サイドは神台詞が多かったです。
対立する父・源為義と相対した時の
「義朝。誇らしき我が子よ。おまえは強うなり過ぎた。
おのが父の誇りを踏みにじって
何の痛みもおぼえぬほどにな!」
と憎悪に満ちた応酬をするシーンとか最高。
正妻(由良御前・田中麗奈)と側室(常盤・武井咲)
の対比も印象的でした。
昨年名古屋行った時に熱田神宮(由良御前の実家)や
野間大坊(義朝終焉の地)まで行ってしまいましたよ。
それではご覧いただいた方、良いお年を。
2013年の更新も今年と同様だと思います。