
今年のNHK大河ドラマの「平清盛」が終了しました。
この一年、わくわくしながら見rられて、
共に歩める事に幸せを感じられる稀な大河ドラマでした。
こんなに身を入れて観たのは「独眼竜正宗」以来です。
第一回目の話でいきなり、
主人公のママンが父の手の者達が放った矢でハリネズミに!
これこれ!、こういう話が見たかったんだよー!
最後、水中の剣を取った(若)清盛が兎丸の呼びかけに振り向くと
『タイタニック』ばりに全盛期の一門の皆がお出迎え…
のシーンにうるうるしました。
低視聴率と散々揶揄されながらも、初心を全うした、
脚本家の藤本有紀さんをはじめ、NHKとスタッフの皆様、
本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございます。
欠点も大きかったのですけどね、欠点だらけでした。
話が破綻しまくり。何より主人公が成長も魅力も無さ過ぎ。
でもツボにはまる展開も多くて切り捨てられなかったです。
脇役陣がキャラ立ちまくりだし、魅力ありすぎ。
あからさまな欲望とエゴをぶつけ合う男と女を良く描いて下さった。
衣装・小道具・美術(画面作りとか)等も優れていました。
これを機に、○○年ぶりに永井路子先生の『炎環』を
読み返していますが、いや面白いですよ…!
鎌倉幕府草創期を扱った連作小説ですが、大河ドラマで
「明日はいかようにでも変えられる」と言っていた
(北条)政子ちゃんがいかなる末路を辿るかがもう…
絵は「人間モビルスーツ」「ガンダム」と言われていた鎮西八郎為朝。
(源為朝/キャスト・橋本さとしさん)やり過ぎ(笑)保元無双。
TVに出てきた途端「わははー!」と笑ってしまいました。
小日向文世さん演じる源為義の息子とは思えません
摂津国江口の遊女(為朝のママ)ってどんな恐ろしい女だったの?(笑)
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