
大河ドラマ『平清盛』の脇役語りを少しします。
年を跨ぎそうですが、新年に総集編するし、いいんです。
開国前は日本では男色がタブーでは無かったこと、
そして、院政期の天皇家を中心とした上流階級の間では
男色がたしなみとされていた事等は
「百人一語」「西行」「両性具有の美」等の本で存じておりましたが
『平清盛』で山本 耕史さんが演じられた“悪左府”藤原頼長
については男色の件は普通にオミットされるか
分かる人にはピンとくる程度の描写で済ますと思っていましたよ、ええ。
まさかガチで(しかも2回戦)見せるとは…!!
主要キャラと絡ませたストーリー作ってくるなんて(((; ゚д゚)))
NHKって、時々SUGEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!
演じきった山本耕史さんのプロ意識には脱帽です。
しかし、このドラマでの麻呂(公家)俳優達の層の厚さといったら。
忠実・忠通・頼長の陰険摂関家といい、
皆薄暗く陰湿な宮中の魑魅魍魎ぶりがリアルで
又十分笑わせていただきました。
山本耕史さんと言えば 『薄桜記』も見ていました。
夫婦愛の時代劇で泣ける(´;ω;`)ドラマでしたが
このドラマでも演技がとても上手かったです。
TV見ながらつい「悪左府」さまーと言ってしまう(笑)
(史実の悪左府様も男関係派手な割に愛妻家?だったそう)
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