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随分展覧会に行っていませんでしたが GWなので久しぶりに廻ってきました。 まずはぺんすけ仲間からご案内をいただいたので 国立のMさんの個展と銀座のSさん個展。
「練馬区美術館で聞いた事無い作家の展覧会があったら行っとけ」 と某美術ブログで書かれていましたが 昨年の『船田玉樹展』といい、今回の『牧野邦夫―写実の精髄展』も 初めて聞く画家さんでしたが大変見ごたえあり。 写実というより、写実的な描写力で幻想的な世界を描いていて 今生きていたら漫画かゲームの世界に行っていたかも?
行く前に東京駅構内を結構うろうろしていたのですが、 一度もポスターを見ることなく、宣伝しないのかと思いました。 牛鍋チェーン店・いろはの息子で生粋の江戸っ子の画家です。 永井荷風の『墨東綺譚』の挿絵で有名な人で、 子供の頃家に正にこの人の挿絵入りの 『墨東綺譚』が入った本がありました。 江戸っ子らしい色彩に、情緒ある描写で 東京の街を活写したスケッチはまさに 「ぺんすけの先輩」といったところです。 見世物を披露する香具師の興行を描いたスケッチと それを元にした油絵があったのですが、 「見世物の哀れさを表現できるならもう死んでもいい」 位のコメントを残しているそうです。 (うろ覚えなので結構違うかも)
リフレッシュして休み明けに備えたいと思います。
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色々魅力的な展覧会のオープニングがありますが 猛暑でばてばてな&休日に都心まで出る余裕が無いので 他の展示はなかなか難しいです。
拍子抜けでしたが、展示内容自体は良かったです。 この内容で、作家ごとの出品数を増やすとかして 大きいハコでやれば、もっと良かったのに…と思います。 池田学さんの作品(画像・※重いです)を初めて 生で拝見出来たのは良かったです。 全般的に現代美術嫌いな私ですが、 こういう「きちんと描く」作家さんがいてくれるのは嬉しい。 画材はカラーインクとペンだそうですが、 スタジオジブリ的な世界が絵の隅々にぎっちり描かれています。 作家のお友達らしいお姉さん達が会場で話しておられましたが 絵の全体の構想は始めに考えず、最終的に つじつま合わせをして完成されるそうです。 他に今回の展示で分かりやすかったのは、 現代のデコ盛り携帯を並べている展示。 確かな繋がりが感じられました。根付→ストラップだしね! |
広島市現代美術館の都築響一さんの展覧会、 この展示用にわざわざ元暴走族のバイク屋さんが作った お祭り仕様カスタムバイク「魅寿帝」(ミスティ) ですが、これが何と青山スパイラルで4日間だけ展示されます。 都築さんの現代美術家仲間の天明屋尚さんが キュレーターを努める「BASARA展」という展示が 8月4日(水) ー 7(土)まであるのですが そこでこの「魅寿帝」も展示されます。 縄文土器から変わり兜、織部茶碗、刺青、 そして現代ではデコトラやage嬢に通ずる「派手」好みの系譜を 一堂に会し、また参加作家も 天明屋尚・山口晃・井上雄彦(バカボンドの漫画家さんですよ) 河鍋暁斎・月岡芳年・横尾忠則・三代目 彫よしetc… どのような感じの展示か想像がつきますか? 和の文化といっても、ワビサビとは対極的な 派手好みな反骨精神溢れる破格の美の系譜「BASARA」をテーマに した展覧会のようですが、4日間というのは勿体ない、 これは本当に後々まで歴史に残る展覧会になると思いますので ご興味ある方は、是非行かれる事をお勧めします。 あ、初日の8月4日(水)19:00 – 21:00の オープニングレセプションには刺青師:SHIGEさんの 「作品」を身にまとった(※文字通り) 13名の方々による刺青披露もあるそうですよ。 BASARA展 [展覧会概要] |
夏もの雑貨を物色してきました。(スケッチ教室用に) 自分はもう持っているものだったり、 あまり想定される欲しいものがなかったですけれど。 先生の井の頭公園の樹を描いた絵では 後ろの人物がDMではまだ色が塗っていない? と思っていたら、「それで終わり」でした。 空も白ぬきで、ちょっと引いた感じの作品です。 途中でとめるのは勇気がいったそうですが、 先生ちょっと枯れて来た?と思いました。 大きい樹の絵より、SMサイズの「いせや」や 吉祥寺の路地の絵の方が自由に描いている感じで好きです。 「英語はコミュニケーションの道具でしょう」 と先生に言われましたが、ち~が~う~。 英語の『資格』が欲しいんです。生きるのに必要だから。 だいたいコミュニケーションなんて、 日本のごくわずかな人達としかとっていないのに わざわざ遠い(日本より危険が多い事もある) 外国へ行ってあちらの人とコミュニケ―ション取るなんて 別にやりたくないし。 留学とかで海外へ飛び出す人は 日本でも一杯コミュニケーション取れる人なんでしょうけど、 自分はそうじゃない、語学力以前の問題です。 (海外旅行はしたいけど)これは生きるため、 「資格取った方がいい」という必要にせまられなければ こんなうんざりするトレーニングなんてやりません。 海外へ羽ばたきたい人はどんどん行ってください、 私は自分の部屋でごろごろしています… |
を見た後、美術館の売店で都築さんの著書やTシャツ等と共に、 広島や尾道の刑務所での製品が売られていました。 都築さんの著書に刑務所で更生の一環として受刑者が作る 製品に取材した「刑務所良品」という本がありますが その関係でしょう。ダサいんだけど、品質はしっかりしていて しかも凄く安いんで、水面下では結構人気があります。 家具や木製の小物入れ等売られていましたが、 函館刑務所の有名な「丸獄シリーズ」の前掛けがあったので 思わず買っちゃいました。エプロンに使えるか…? ダサい刑務所良品の中で、アイディアとレトロなデザインが イカすので、売り切れてばっかりなんですよ、このシリーズ。 添えられた紙に、生産が追いつかないので 企画・裁断・プリントは函館刑務所で、縫製・検査は 宮城刑務所で分けてやっている、との注意書きがありました。 一般にも評判になっている商品もありますから 御存じの方おられるのでは。 地獄のジオラマの写真に「HEAVEN」の文字が添えられているのは バッド・テイストもいいところですが、珍スポットの写真か、 それとも秘宝館の写真か、カラオケで絶唱する善男善女にするか、 迷い中です。 |
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