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2025/09/16 03 : 39
CATEGORY : [書籍]


 猫のダヤンのキャラクターでお馴染みの、

皮工芸や絵本の
“わちふぃーるど”の池田あきこさん

(この方絵本やスケッチ、クラフトの本、凄く沢山出されているのですね~、びっくり)

北欧を旅してスケッチ三昧された「北欧へ行こう ダヤンのスケッチ紀行」を購入。


 こんなものいちいち買っていたら、きりが無い…と思っていたのに、

書店でヴィヴィットで鮮やかな色彩のスケッチ類にくらっときて

ついレジに・・・。(これは後から写真とか資料を見て丁寧に描いたんじゃないわ)


 池田さんは今まで“わちふぃーるど”の世界を描くために

ネタ探しに色んな国をスケッチ旅行されていたそうですけど、

シリーズ既刊の「英国とアイルランドの田舎へ行こう」を持っています。

それも柔らかい旅スケッチと紀行文が楽しいですけど、

今度はシリーズ最終回という事もあってか

かなりタッチも色彩も暴れていて、読んでいて実に楽しいです。

 
 そして今まで試さなかったコラージュ等新しい画材を試されているので、

その点でも面白いです。

 色鉛筆でざくざくっとあらっぽくスケッチしてある絵が一番多かったです。これが新鮮だった!

そうか、色鉛筆スケッチなら手早く線描きと色つけが同時にできるわー!!

その他水彩、ペン描き、それにコラージュやラメ入りの糊まで!総動員して、多彩です。

旅先でやったダヤンの銅版画や、丁寧な仕上げのスケッチもあります。

 
 しかし、作者のセンス、バイタリティーには脱帽!

雑貨店やカフェやら色々な経営だってやっておられるのに。

デンマークでアンデルセンの切り絵に感心している文があったと思ったら、

さっそく自分でも本をだしているし。凄すぎる・・・

ブログの更新ごとに描きおろしイラストをアップしているし。はああああ。


 冬のノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、そして白夜のフィンランド。

冬の北欧なんて考えただけでイヤですけどクリスマス取材は楽しそう。

 かわいくて、野生に満ちた盛りだくさんの北欧紀行です。

 
 それにしても、装丁がイマイチ。北欧なら赤か青でしょう!内容が素晴らしいのに。

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2008/03/21 21 : 17
こめんと [ 2 ]とらっくばっく [ ]
CATEGORY : [絵の話]
 3/11の当日記の「未熟なりにどんどん描く」について、

N先生からあの文がとっても良かった、とのお言葉をいただきました。

 ええ~、自分の文が先生の琴線に触れたなんて~~。

ま、人様の言葉を引用しただけなんですけどね。ははは。

 
 でも思ったように描けない、とやめてしまっては成長がないし、

めげずに続ける事が大事ですね。

先生も以前、手に負えないモチーフに挑むよう言われていますけど、

少し自分にはレベルが高い?対象に夢中になってぶつかる方が

(そして数をこなしていく事が)思いもよらない力が引き出されてくるかも!

とにかく、描け、描け!って事で。(笑)


 ところで、めでたくN先生の新刊が出ましたけど、

私/は4/11(金)の新宿ジュンク堂の先生のトークショーに申し込みしたので、

整理券を入手する為に、こちらで予約しました!

なのでまだ書店でパラ見しただけです。日曜日に新宿行くのでその時ゲットです。

楽しみ~

2008/03/19 20 : 25
こめんと [ 4 ]とらっくばっく [ ]
CATEGORY : [野外スケッチ]

 鎌倉野外スケッチの全紙、線描だけ終わりました。

鶴岡八幡宮の境内の天然記念物のビャクシンの樹です。

何度通ったか聞かないでください(涙)

もう当分鎌倉には行かないぞ(涙)

今度鎌倉スケッチの時は泊まりがけだ(涙)

色、秋の個展までには塗りあがるのかなあ(涙)

あ、4月の野外の課題(桜を全紙で)が控えているんだ(涙)


 これを描いている時、鶴岡八幡宮の警備員さんに

「これ、色は塗らない方がいいんじゃない?」と言われました。

講評会でそう言ったら、N先生に

「それは最高の褒め言葉だ」と評されたのですけど。

先生にも「色つけるの?」と言われるし、

この樹の周りの杭を変えていたおじさんにも

「これ、薄墨だけつけて、仕上げるの?」と言われる始末。

でも色は塗りたいです~。


 N先生に色の事で伺いたくて、講評会時に

「ここのところ目立たせたいのですけど、どんな風に塗れば・・・?」

と聞いてみたら「そりゃ自分で考える事だョ」

と言われてしまいました(涙。まあそのとおりですけど)

ああ~、色、どうしよう~(涙)

2008/03/16 15 : 03
こめんと [ 5 ]とらっくばっく [ ]
CATEGORY : [カフェスケッチ/人物]

 漫画家の藤子不二雄A氏がどこかの雑誌で書かれていた文からですけど、

漫画家として描き始めていた頃、素晴らしいアイディアを沢山持っているけど

描いてみると自分が思うように描けていない。(腕が未熟で)

で、放り出してまた新たなアイディアで描きかけるけどそれも上手く描けないから放置、

と繰り返しているといいアイディアを持っているのにちっとも現実に作品が出来ない。

口先だけ、になっちゃうんですね。

 で、未熟でも自分では色々不満でもとにかくその時の自分の力で描いて行くと

自分の理想どおりの出来じゃないけど、それなりに作品がたまって実績になる。

他人から評価も受けられるようになって、

しかも描いて行くと成長して前より力がついて来る・・・との事でした。


 とってもうなずかされる話しでした。自分も「駄目、これじゃ」と

放り出す事が多かったですから。

ですので思うように描けなくても、その時の自分なりの力でかきまくるぞ~と

思いました。


 上げた絵は先月にワットマンSMサイズに描いた絵です。

丸ビル5Fのフロアーにカフェというか、水を張ったお堀?と緑に囲まれた

フリーのくつろぎスペースがあるのですけど

6Fから見下ろして描いたものです。

 水面と映った対岸のライトの光が難しい~(><;)水面は今後の課題です。

照明の元はお堀の向こう側にある
ハワイ発のハンバーガー屋さん。


2008/03/11 22 : 55
こめんと [ 3 ]とらっくばっく [ ]
CATEGORY : [フィギア・ドローイング]

 昨日は2005年シルクロードスケッチツアーでご一緒した、Hさんの個展へ三鷹へ。

残念ながらHさんにはお会いできなかったのですけど、N先生と新宿教室のメンバー、
それに生徒さんを連れた三鷹住民のKさんとかち合いました。

ここでの話題から。

『一点突破をすると、描き出し部分の“一点”がそのまま絵のメインになってしまう。
けど、どんどん描いていってこなれた筆致と違って描き出し部分は線のタッチが硬い。
でもその硬さが凛々しい。初めからなれた線だと馴れ馴れしい感じ。』

 歌や演奏も第一声(初めの音出し)が肝心で、凄く難しいと聞きました。

 
 で、本日は池袋永沢教室の1月期最終回。

鎌倉野外スケッチの講評会です。私は線描きのみ(それも未完成)を出しました。

・・・これが私のペースなんだよ!!(逆ギレ)

ここでの話題も充実したものでしたけど、とりあえず一つ。

非常に多忙でいらっしゃるけど、スケッチツアーではダントツに人気を集める
Kさんの絵についてN先生のコメント。

『上手くなったというより、緊張感が出てきた。色も鮮やかというのではないけど、
独特のもの』

『仕事とか家庭とか時間とか、皆それぞれ何か問題を抱えている。
けど、そんな中で時間を盗んで描いた絵の方が面白い事が多い。
暇だから絵でも描こうか、という人の絵はどこか甘っちょろかったりする。』

『絵に緊張感があると、アマチュア臭さから脱却していく。』

う~む、時間があればいいものでもないのですね。

今日の絵は2/20にアップしたマイブックでの甥っ子スケッチを画用紙にコピーして、
水彩で色を塗った絵です。(大きさはSMよりやや大きいサイズ?)

2008/03/09 19 : 04
こめんと [ 4 ]とらっくばっく [ ]
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