忍者ブログ
CATEGORY : []
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2025/09/09 17 : 28
CATEGORY : [スケッチ旅行]


 岩手スケッチ3枚目塗りあがりました!(時間かかった~~)

 北上の「六原張り子」をご夫婦の二人三脚で制作されている

「さわはん工房」様の奥様をスケッチさせていただきました。

(ワットマン・F4)後3枚色塗り待ちスケッチが・・・

K子先生のHPでお馴染みですね。


 絵に描いたように奥様が凹型の石膏型に

和紙を糊で貼り重ねて、画面右奥のコンロの網上で炙ります。

乾かした後型から『本体』を取り出して

ご主人が漆等で彩色して完成されるそうです。


 前記の伊藤染工場さんでスケッチの後、

北上の直売店「鬼のいぬ間」さんへお邪魔しました。

一般客向けの店頭より奥の座敷へ上げていただき、

大変暖かいおもてなしをしていただきました。


 これもK子先生のご紹介なくして不可能な事でした。

先生と奥様、どちらも本当に有難うございました。


 始めたのが遅いというのもあるけど

小さい絵なのに色塗り時間かかりましたよ!

伊藤染工場さんの絵もそうですけど

この絵もシュミンケの例のペンタイプの

マスキング液を使いました。これが剥がしにくいったら!

剥がしやすさで言ったら断然ウィンザー&ニュートンのものです。


 さて、明日から中国へ1週間の旅をしてまいります。

無事に帰れますように!

PR

2008/06/20 22 : 37
こめんと [ 2 ]とらっくばっく [ ]
CATEGORY : [スケッチ旅行]


 書き落としておりました。7/2(水)~7/7(月)にまた池袋永沢クラスの教室展

池袋コミカレにて開催されます。

 今回のテーマは『旅』。また全員全紙だそうです。

私は先の日曜日に出品作を額装に出して(そのままコミカレへ・・・)おります。

 お近くお寄りの際は、どうかご高覧いただけたら嬉しいです。


 画像は先月の岩手スケッチ2枚目。やっと塗りあがりました。

(意外と時間かかった・・・)セヌリエのF6の下を切ったのでF5?

 大正10年創業の花巻の伊藤染工場さんでの作業を描かせていただきました。

立派な梁が張り巡らされた(建物だけでも素敵)建物内で

大事なお仕事中に、のこのこと来たよそ者にとても良くして下さって

社長様以下、工場の皆様どうもありがとうございました
!!


 観光客用に見せておられる訳ではありませんから、

K子先生の人脈無しには不可能なスケッチでした。つくづく感謝です。

先生は始めるのが遅かったのには関わらず、ちゃんと1枚仕上げられていました!

 
 絵は分かりにくいかもしれませんけど、向うから張り渡した朱の反物に

社員の方々が両側から何か透明な液体を刷毛ですりこみながら

こちらへ向かって来ている・・・という状況です。この作業が早い早い!

 この液体を刷り込むと何故か反物が真っ黒になります。

作業を終える頃には黒い反物になっていました。


 工房の壁はトタン?で消し炭色だったので、墨汁、水彩絵具、細リブペンで塗りこみ、

沢山の染料の滴りが染みを作っているコンクリート?の床は

ペリカンのペインズグレーを塗リ重ねて乾かした後、

水で薄めた墨汁を含ませた筆を画面上で振って、滴りを表現。(マスキングしました)

上記のペインズグレー(明るくてどの色味にも偏らないいいグレーですよ)と薄めた墨汁の色は

同じグレーでも違います。


2008/06/17 23 : 11
こめんと [ 2 ]とらっくばっく [ ]
CATEGORY : [展覧会]

 岩手南部の地震、思ったより大変なようですね。

先月の岩手行きでお世話になった方々や、仙台の親戚が心配でしたけど

私の知る限り無事でおられるようです。

 かといってお亡くなりになった方、怪我された方、被災されて避難生活されている方・・・

の事を考えたら『良かった』等とは言えず。

被災された方々、心からお見舞い申し上げます。

 
 最近スケッチブログなのにスケッチなくてすみません。

描いてはいるのですよ。塗ってはいるのですよ。後もうちょっと・・・


 今日は新国立美術館で開催の、
エミリー・ウングワレー展へ行ってきました。

前々から行きたかったのですけど、やはりとっても良かった!力強くて有機的で。

作品、大き~い!だからといって自分も大きい作品描きたい訳じゃないですけど

私は抽象絵画も(相性が合えば)好きです。具象も抽象もないです。

エミリーはオーストラリアの先住民アボリジニの出身で

若い頃から入植してきた(侵略してきた)白人の農場で

苛酷な肉体労働をしながら人生の大半を送ってきた女性です。


 政府の先住民教育プログラムで、67歳?の頃ろうけつ染めを始めて才能を見出され、

78歳頃に始めてキャンバスにアクリルの絵画制作を始めたそうです。

そうして出来た作品が欧米の美術界に衝撃を与え、

オーストラリアでも初めてといっていい程の値段が付く世界的な画家として

評価され、86歳で亡くなるまで3~4千点もの作品を残したそうです。

美術教育は受けていないけど、ずっとアボリジニの自分の部族の祭礼で

ボディ・ペインティングや砂絵(どれも消えるものなので残らない!)をやってきたとか。


 作品はモダンだけど通常の現代美術作家のような頭でっかちで観念的なところが無くて

会場で見た彼女が生涯を送ったオーストラリアの砂漠映像や写真そのままの絵画でした。

 映像で見て、彼女が自分の生まれ育った砂漠で野外制作(屋根なんて無し)

している様も拝見できました。

 地面に敷いたシートの上に水平にキャンバスを置いて制作。

野外なので放し飼いの子犬が絵皿を加えて行っちゃったり。

展示作品の中には製作中絵の上を歩いた犬の足跡がついているものもありました。

 
 ただ気になったのは、80歳過ぎてからは、年だし引退したかったらしい彼女が

周りから追い立てられ、食い物にされていたんじゃないかって事です。

 『凄いお金になる』作品(しかも制作ペースは限られている)を求めて

美術ディーラー達が血眼になったり

家族やそんな大金とは多分無縁な先住民のコミュニティから

莫大な収入を期待されたりして今更やめるのは不可能な状況だったとか。

 やはり金か・・・普通の無名なお婆ちゃんで終わった方が本人は良かったのかも。

2008/06/15 22 : 58
こめんと [ 2 ]とらっくばっく [ ]
CATEGORY : [書籍]

 N先生のイタリアの画集、書店で置いてあるのを

「ふふ」と横目にみつつ、ひょいっと買える値段でないので

そのうちそのうち・・・と買わないでいたら絶版に

(涙。ほんとちょっと前まで売っていたのですよ。)


 amazonで中古品の出品を見たら高い高い・・・¥6000台位のものばかり。

どうしよう、このまま待っても値上がりするばかりかしら、

と腹をくくって財布のひもをゆるめようとしていたら、

わーい、安くなっていました。

 送料込で元の価格よりも安く購入できました。万歳。

今度は対になった画集もゲットです♪

2008/06/13 20 : 12
こめんと [ 2 ]とらっくばっく [ ]
CATEGORY : [絵の道具]


 先週のウィークデイは病み上がりの体でなんとかこなし、

へろへろの状態で土曜日(7日)は三鷹のAさんの個展会場へ。

 静謐な雰囲気の絵を鑑賞。都会や海辺、滝の絵でも何故か

とても静かな印象を受けました。(自分の個展はこんな沢山出せそうも無い・・・)


 その後、大江戸線で光が丘へ。Sさんの花と緑の個展会場へ。

周りの公園も、出品されていた作品も緑がとても豊か。

沢山倦まず弛まず描いているなあ・

・・・で、ぐったりしてどうしても休みが必要となり、

日曜の池袋永沢クラスの野外(新宿)はお休みしました。

体調整えとかないとね。


 ところで、今までストラスモアのF8に合わせたサイズの

カルトンを作って使用していたのですけど

アルシュのF8に近いサイズだと挟んでもはみ出すし、全紙を描くのにもちょっと不便。

なので短い方の辺を全紙に合わせたカルトンを新たに制作。

建築模型に使うスチレンボードを買ったままのサイズで使って、

スプレーのりで表面に布を張り、、ふちに製本用テープを貼った

お手軽な制作。

 スケッチ仲間のCkさんのお手製カルトンを見ての

見よう見まねです。100円ショップで買ったリボンを留めひもにつけました。
 
今後特に全紙を描く予定はないのですけど、

それでもいつ描くか分からないので

『大は小を兼ねる』で活用しようと思っております。

 色塗り待ちスケッチが沢山たまっているし、時間がかかる全紙は正直敬遠気味ですけどね


2008/06/11 18 : 03
こめんと [ 0 ]とらっくばっく [ ]
<<前のページ | HOME |次のページ>>

忍者ブログ [PR]