書き落としておりました。7/2(水)~7/7(月)にまた池袋永沢クラスの教室展が
池袋コミカレにて開催されます。
今回のテーマは『旅』。また全員全紙だそうです。
私は先の日曜日に出品作を額装に出して(そのままコミカレへ・・・)おります。
お近くお寄りの際は、どうかご高覧いただけたら嬉しいです。
画像は先月の岩手スケッチ2枚目。やっと塗りあがりました。
(意外と時間かかった・・・)セヌリエのF6の下を切ったのでF5?
大正10年創業の花巻の伊藤染工場さんでの作業を描かせていただきました。
立派な梁が張り巡らされた(建物だけでも素敵)建物内で
大事なお仕事中に、のこのこと来たよそ者にとても良くして下さって
社長様以下、工場の皆様どうもありがとうございました!!
観光客用に見せておられる訳ではありませんから、
K子先生の人脈無しには不可能なスケッチでした。つくづく感謝です。
先生は始めるのが遅かったのには関わらず、ちゃんと1枚仕上げられていました!
絵は分かりにくいかもしれませんけど、向うから張り渡した朱の反物に
社員の方々が両側から何か透明な液体を刷毛ですりこみながら
こちらへ向かって来ている・・・という状況です。この作業が早い早い!
この液体を刷り込むと何故か反物が真っ黒になります。
作業を終える頃には黒い反物になっていました。
工房の壁はトタン?で消し炭色だったので、墨汁、水彩絵具、細リブペンで塗りこみ、
沢山の染料の滴りが染みを作っているコンクリート?の床は
ペリカンのペインズグレーを塗リ重ねて乾かした後、
水で薄めた墨汁を含ませた筆を画面上で振って、滴りを表現。(マスキングしました)
上記のペインズグレー(明るくてどの色味にも偏らないいいグレーですよ)と薄めた墨汁の色は
同じグレーでも違います。
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