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「史記」の冒頭の「伯夷列伝」の物語を思いだしたのですが 当時「馬鹿じゃない?」<伯夷・叔斉 と思ったのですが今で言うとこの人たち、KYなのではないかと思います。 事実なのか怪しい(そもそも殷の紂王が本当に暴君だったかどうかも) のですが、そういえば作者の司馬遷もKYだと思います。 行き過ぎた良心や正義感は『善きもの』ではなく 人を殺してしまう『悪魔な囁き』なのだという事も。 可哀そうだけど思う(当時彼らの周囲の人々も思っただろう)、 「空気を読めよ」と。
今でこそ「無理解な世間に傷つけられた悲劇の画家」ですが そういう人達(私も)は、身近にこんな人がいたら 後ずさりするでしょう普通。 極端に純粋…というか紙一重で近隣の女性を追い回したりして こういう人が(今みたいに絵に高値がついて)何億円ものお金を 手にしたら周りの人達が「えらい迷惑」と 誰かがおっしゃっていましたがそのとおり…かも。 PR |
ビール!や清涼飲料水の瓶缶ペットボトルがモチーフです。 マスキング液も持っていったのですが 半数近く色塗りまで行かない人がおられました。 細かい文字が多いですから。皆さん達者な描き手さんですが 今回少しレベルが高かったかもしれないです。 でもたまには自分より“少し上”のモチーフに挑戦した方がいい。 …がこういうモチーフでは お年を召したお客さんにはキツイという事が 分かりました(申し訳ありません;;)
熊本県の豆酩(とうべい)という豆腐の味噌漬けを発酵させた 食品がとっても美味しい。神力、田光といったお酒に手が伸びます。 そして生徒さんの人にも犬にも好かれるOさんが鳩にも好かれていたと 判明。(勿論餌つきだけどOさんの車だと把握して寄って来るそう) あらゆる種族に好かれるなんてうらやましい! |
半ば諦めていたこのスケッチを終わらせる事が出来ました。 線描だけですが。 なかなか描かないので私としては貴重だと思います。 単純にブツだけ描いた時は配置に『失敗』と思い、 その後注釈程度に文字コメントを不自然な余白の部分に 書きいれてバランスをとりましたけど、 画面右下の文字(フォント)でまた失敗したような。嗚呼。
熊田千佳慕さんの松屋銀座での展覧会へ行って参りました。 とっても良かった!初めて生原画見ましたけどお勧めです。 図鑑に使われる位細密な描写で色塗りは いわさきちひろさんが描く水墨画のような たっぷりとした水けを含んだ筆でにじみぼかしを多用した “面”で塗る絵ではなく、 全て点と線で緻密に緻密に塗り重ねています。 花びら一つ、枯れ草一つ、根っこの一つおろそかにせず 丁寧に描かれるので一枚仕上がるのに何ヶ月もかかるそうですが それだけの事はあります。 けど決して見ていて疲れる絵ではありません。 ブレや書き損じが殆ど無い絵だというのに!堅苦しくない。 お人柄でしょうがどこか洒落てエスプリが感じられますし 草花や土や虫達への深い愛情があるせいか 精密に描いていても冷たさがありません。詩がある絵。
が、メインは拡大された精密な虫さん達の絵が並ぶので (20cm相当の芋虫さんの絵とか) 苦手な方はよした方がいいと思います。 |
熊田千佳慕さんのご冥福を心よりお祈りします。 98才ですから大往生ですね。 この方、絵を描くため近所の草っ原でうつ伏せになって 虫や草をじいぃっと観察しているたびに 「大変!お年寄りが倒れています!!」 と救急車呼ばれて往生したとか言われていましたが 無理ないですよね(苦笑) 白は紙の地の色を残した部分のみ、 子供のための絵だから消しゴムを使うような いい加減な線を引かない!と凄い気合の入ったコメントが 印象に残っております。 |
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