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半ば諦めていたこのスケッチを終わらせる事が出来ました。 線描だけですが。 なかなか描かないので私としては貴重だと思います。 単純にブツだけ描いた時は配置に『失敗』と思い、 その後注釈程度に文字コメントを不自然な余白の部分に 書きいれてバランスをとりましたけど、 画面右下の文字(フォント)でまた失敗したような。嗚呼。
熊田千佳慕さんの松屋銀座での展覧会へ行って参りました。 とっても良かった!初めて生原画見ましたけどお勧めです。 図鑑に使われる位細密な描写で色塗りは いわさきちひろさんが描く水墨画のような たっぷりとした水けを含んだ筆でにじみぼかしを多用した “面”で塗る絵ではなく、 全て点と線で緻密に緻密に塗り重ねています。 花びら一つ、枯れ草一つ、根っこの一つおろそかにせず 丁寧に描かれるので一枚仕上がるのに何ヶ月もかかるそうですが それだけの事はあります。 けど決して見ていて疲れる絵ではありません。 ブレや書き損じが殆ど無い絵だというのに!堅苦しくない。 お人柄でしょうがどこか洒落てエスプリが感じられますし 草花や土や虫達への深い愛情があるせいか 精密に描いていても冷たさがありません。詩がある絵。
が、メインは拡大された精密な虫さん達の絵が並ぶので (20cm相当の芋虫さんの絵とか) 苦手な方はよした方がいいと思います。 PR |
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