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2025/06/02 05 : 02
CATEGORY : [展覧会]


 さて、これからしばらく特別編として

『HEAVEN 都築響一と巡る社会の窓から見たニッポン』展の紹介を

(ニーズがなくても)やりまくるつもりです。

 この旅行はそもそも、もっと手前の瀬戸内海の島でなごむ

ツアーの計画だったのですが…出発2週間前に読売新聞で、

都築響一さんの回顧展が広島で開催されていると知ったのは

タイミングがいいのか悪いのか…行って大成功でしたけどね!!


 都築響一さんは、フリーランスの編集者として

雑誌『POPEYE』『BRUTUS』等で活動し、

最先端の現代美術や建築デザインを取り上げ本も出版されてきた方です。

それがこれまで被写体にされなかった東京を中心とした賃貸生活者の部屋を

取り上げ「TOKYO STYLE」「賃貸宇宙」で世に衝撃を与え、

各地の町おこし村おこしで作られたB級珍スポットを追っていく

「ROADSIDE JAPAN―珍日本紀行」で見事、写真界の芥川賞と言われる

木村伊兵衛写真賞を受賞。(推薦したのは当時審査員だった藤原信也氏!)

 ちなみに写真の専門的な勉強もカメラマンとしての修行もほぼ皆無。

誰も撮っていないものをやむにやまれず撮るために

カメラを購入、撮り始めたのがきっかけ。

 この人の一連の仕事が無ければ今の珍スポット愛好家の隆盛や

WONDER JAPAN」のような雑誌もありえなかったでしょう。

それまで「そこにあるのに、誰も特別取り上げて来なかった」ものを

一貫して追い続けて来られた方です。

友人で作家の村上春樹氏に『「ちょっと変なもの」の世界的権威

と言われるのも、むべなるかなです。


 画像は会場で見られる、広島の有名なホームレス、「広島太郎」の写真。

これまで展覧会のポスターでホームレスの写真が使われた事があったでしょうか。

広島人なら皆知っている、でも誰もまともに見ようとしてこなかった彼の

写真を飾る事で地元民にも新しい視点を提示しています。

そして『すぐそこにあるのに、日本人が見ないできた日本』という

この展覧会のテーマを象徴しています。

沢山のぬいぐるみをぶらさげ、無数の安全ピンと時計を身に着け、

猫2匹(本物)を自転車にのっけて進む姿は装飾過剰で満艦飾。
(※臭いんだろうけどね)

等身大立看板もあります(記念撮影用)

そう、ここ、展示物が全て撮影可なんですよ。フラッシュは不可ですが。

(続きます…)

 

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2010/06/28 22 : 25
こめんと [ 0 ]とらっくばっく [ ]
CATEGORY : [スケッチ旅行]

 
 今朝、深夜高速バスで瀬戸内海・広島の旅から無事に帰還いたしました。

 おおよそ3日間の旅でしたが楽しかったで~す!

スケッチも少しだけしましたよ。

テーマは「聖と俗をめぐる旅」とでも言いましょうか。


 とりあえずしばらくは、最終日に行った広島市現代美術館で開催中の

「HEAVEN 都築響一と巡る社会の窓から見たニッポン」展

について熱くしつこく語る所存です。こんな影響力の無い弱小ブログで

閲覧者に広島周辺在住者もいなさそうだというのに。

でも、語るんだよ!

後一月も無い会期、いかに素晴らしい展覧会か、

語らずにはいられません。個人的好みを差し引いても。

帝都か京阪神でこれだけの展覧会が開催できないというのは

勿体ないの一言に尽きます。


 私の文章力ではとても伝えきれないですので、(それでもやるんだ!)

ご興味のある方、是非ぐぐってくださいませ。


 画像のスケッチは、旅の初日、深夜高速バスで着いた

福山(鞆の浦の側)駅前の「白い鯛焼き屋さん」の看板。

これ、最大の問題点は「美味しそうに見えない」だと思うのですが。

 それでは、次回から拙い展覧会紹介です。


2010/06/27 11 : 46
こめんと [ 0 ]とらっくばっく [ ]
CATEGORY : [野外スケッチ]


 先々週?天真庵へ届けモノをしに行きつつ、

久しぶりに近くの京島を軽くスケッチしたものです。

「日向で描くものではない」という当たり前の事を忘れ

(※何せ久しぶりの野外でしたから)

炎天下でスケッチを敢行しようとして

(※日傘、防止手袋はしていたけど…無理無理!)

軽く熱中症になってしまいました。

 その後、
高木神社という所のお祭りで界隈に飾られた

提灯等の飾りと、休みに行った東向島珈琲店でのスケッチです。

(両方ともSMサイズ)こういうの、凄く久しぶりです。

 民家の軒先の提灯飾りは、完全に日陰の向きでした。


 他に魅力的なスケッチポイントも見つけたけど、それより

昨年のスケッチを完成させたいです。

 馬鹿みたいですが、今年に入ってから(※昨年一年も)

本当に
絵を描いていられる状態じゃなかったのですよ。

この界隈をうろついたのも本当に久しぶり。

 
 さて、これから旅行の準備を初めなくては。

自然の力の濃い所で、のんびり物見遊山してきます。

スケッチ道具も一応持参ですが、「休暇」が第一なので

描くかどうかは状況次第…ゆっくりしてこようと思います。  


2010/06/20 00 : 50
こめんと [ 0 ]とらっくばっく [ ]
CATEGORY : [絵を描こう会]

 
 昨日は職場で産休に入る職員さんの送別会でしたが

天真庵のスケッチの会があるので参加せず出てきました。

だってもう水曜日に送別会やったでしょう!?

一日おいてまたやるなんて何考えてんだYO!


 スケッチ会のテーマは「色々な緑を描く&塗る」でしたが

事前のテキスト作り(画像の絵を編集して作った)が

とにかく辛かったです・・・この一週間は忙しくて睡眠不足で何度

「逃げ出したい」と思ったことか。

 
終わった後の蕎麦会で

前の記事に書いた奈良美智さんの個展の話になったのですが

ファンの女子は揃って奈良さんの作品に出てくる女の子を

「自分の事を描いて(作って)くれている」と思うそうです。

 それって、カリスマアイドルやミュージシャンが

ファンに「私(だけ)に向けて歌ってくれている」と思わせるアレですか!?

 それから意外だったのは作品のモチーフの女の子、

私はあれは奈良さんの「中の人(の一つの表れ)」だと思っていたのですが

その場にいた(個展を見に行った)人達は口を揃えて

作家の「異性としての対象」なのではって言うんですよ…


私がずれていたのでしょうか?

しかし

幼女が対象…

幼女が対象…

幼女が対象…

幼女が対象…

幼女が対象…

かあ……ふーん………………。


2010/06/19 08 : 58
こめんと [ 0 ]とらっくばっく [ ]
CATEGORY : [展覧会]


  会期終了間近になんとか見に行けました!

定時ちょっと後に仕事を切り上げ、清澄白河にダッシュです。

奈良美智さんの作品は以前から

メディアで取り上げられているのを拝見しては

どこがいいのかさっぱり分からなかったのですが

実物を見れば印象ががらっと変わるかと期待していました。

 で、行ってみたら…う~ん、やっぱりぴんとこない。

嫌いじゃないけど、そんなにいいの?という感じです。

 一つだけ、(DMの写真の右手前の)

表裏に少女の顔がついた壺?状の作品が

少しですが、ひっかかるものを感じました。

他の作品と異なり、何だかざらりとした印象をうけます。

もっとも表面のテクスチャがざらざらしていたので

そのせいかもしれません(←そうだったら自分に失望します)

若いおじょうさん達が沢山来られていましたよ。


 なんでも今度の「美術手帖」に奈良さんの特集が組まれていて

何故か人気アイドルグループの「嵐」の大野智くんと

奈良さんが対談されているのが掲載されていて、

ファンの(美術手帖なんてまず興味ないであろう)女性達から

出版社に沢山問い合わせがあって、通常より大幅に増刷予定だそうです。

なんでジャニタレ?客寄せ??
 


2010/06/15 23 : 03
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