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(※注;画像と文は関係ありません) 故・杉浦日向子さんが好きで、主な本は大抵持っておりますが この人の漫画の作画を評してこれも私の好きな美術家・作家の赤瀬川原平さんが 『上手い絵ではないけど、いい意味でスキマがある。 上手い絵は時として見る者の想像力に蓋をするところがある。』 と、記憶違いなところもあるかもしれないけど、大体こんな意味の事を言っておられました。 さっすが~~。私はこの方の、“ものを作る者”の感覚を言葉で表現する才能に 常々感心しているのですけど(我等がN先生は別として) いい事言うなあと思います。 確かに上手い、バランスがとれていて申し分ないんだけど 例えば綺麗な花・綺麗な美女、綺麗な建物、とか 「綺麗な花(人・景色等)ですね」「よく描けていますね」という印象だけで、 それ以上(感想が)いかない絵ってあります。言葉がそれ以上浮かばない。 いいなあと思う絵は、「木が描いてある」「おばあちゃんが描かれている」 なんていうそれ以上の「なにか」を感じさせられます。 上記の言葉は絵の「画題の説明」であって、「感想」ではないと言いますか。 上手く伝わるでしょうか。 一般には杉浦日向子さんはNHKのコメディーお江戸でござるへの出演(江戸文化の解説)、 赤瀬川 原平さんは「老人力」や「新解さんの謎」(もー、げらげら笑いました) 等の著作で知られているでしょうか。 杉浦さんの絵は画趣がある、というのか、 決して上手い訳ではないけど、シンプルなようでいて、繊細で詩情があって好きです。 描き込みをするのではないけど、雰囲気あります。 漫画(著作は漫画だけじゃないけど)はコミックというより 文芸ものという扱いをされているようで 新潮文庫やちくま文庫からまとまって著作がでています。 PR |
3/11の当日記の「未熟なりにどんどん描く」について、
N先生からあの文がとっても良かった、とのお言葉をいただきました。 ええ~、自分の文が先生の琴線に触れたなんて~~。 ま、人様の言葉を引用しただけなんですけどね。ははは。 でも思ったように描けない、とやめてしまっては成長がないし、 めげずに続ける事が大事ですね。 先生も以前、手に負えないモチーフに挑むよう言われていますけど、 少し自分にはレベルが高い?対象に夢中になってぶつかる方が (そして数をこなしていく事が)思いもよらない力が引き出されてくるかも! とにかく、描け、描け!って事で。(笑) ところで、めでたくN先生の新刊が出ましたけど、 私/は4/11(金)の新宿ジュンク堂の先生のトークショーに申し込みしたので、 整理券を入手する為に、こちらで予約しました! なのでまだ書店でパラ見しただけです。日曜日に新宿行くのでその時ゲットです。 楽しみ~ |
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