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2017/12/19 03 : 27
CATEGORY : [展覧会]

 HEAVEN

 広島の「HEAVEN 都築響一と巡る社会の窓から見たニッポン」

展もあと10日。長々と一人よがりなレポートに

うんざりされた閲覧者の方々、もう終わりですよ(^^;)

 この他にも見世物小屋の垂れ幕(美術館での展示は初めてだそう)

やイメクラの部屋やカラオケスナックやら秘宝館やらありますが

取りあえずこれで。

 写真左は韮崎の一食堂のご主人が亡き奥様の御墓を飾ったもの。

ミニ鯉のぼりや二宮尊徳やらポストやら満艦飾。

ちと強引ですが携帯のデコ盛りとかアゲ嬢に通じませんか?

これはご主人亡き後、ご遺族に撤去されて今はありません。

 写真右は、今は閉鎖された鳥羽SF未来館

SF風味のエロ・インスタレーション。
リンク先は18歳未満禁止でーす。)

 セックスミュージアムは世界中にあれど、

エロネタでこんなトンデモSFストーリーを作って見せるなんて

日本ぐらいです。見ていて全くエロさは感じられないけど(笑)

とんでもなくビザールで狂っているこれらを

美術の教育を一切受けていない無名の人達が作ってしまう。

こんな「日本のフォーク・アート」が何も残さず消えるのを

見ていられない都築さんが倉庫まで借りて、保管されていたもの。

 しかるべき場所に出せば、アートとして見られるかもしれない

こんな市井のアート、美術界や文化メディアからは一顧だにされず

やっている人も周りもアートだなんて思っていなく、

日々生まれても顧みられず消えていく路傍の天才達の作品。

性的な物なら、それは尚更。敬意を払われる事もなく

蔑まされ疎まれて地元からも忘れられていく。

 雑誌に載るような非日常なインテリアや美術品が

悪いのではない、けどそれよりも大半の日本人にとって

もっとリアリティがあるものに何故眼を向けない?

面白いのに!!という都築さんの悔しさと焦燥、

怒りがなんとか伝わるといいのですが、非力なもので…

 (また強引なこじつけですが)個人的には

N先生が繰り返し言われているお言葉が思い出されました。

日本の画家がが歌舞伎町や池袋、アキバのような

自分たちに最もありふれた場所を描かずに

ヨーロッパへ行ってお城とか描いてばかりいる

目の前のものから逃げている。という言葉を。


 それにしても楽しい展覧会でした。

素敵な展覧会はこれまで何度も行っていても

これくらい「楽しい面白い」展示は滅多にありません。

遠い特別な所へ行かなくても良く眼を凝らして周りを見れば、

“天国”はそこかしこにある、そう教わった気がしました。

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2010/07/10 20 : 13
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