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2024/04/26 14 : 40
CATEGORY : [スケッチ旅行]

※ことりっぷには掲載されていません

 …元々、春の死ぬほど忙しい時期に、現実逃避で

ネットで生口島の耕三寺を検索して、「行きたい…」と

妄想していたのが旅(先月の旅)の始まり。

 以前TVで見て興味のあった、マザコンの大金持が

お母さんの為に建てた珍寺で、当然ながら

『珍日本紀行』にも載っています。しかし掲載当時と違い、

お寺や地獄巡り洞窟だけでなく、「未来心の丘」という、

真っ白い大理石で作られた彫刻の丘があります。(写真左から2番目)

 意味不明ですが、作者(日本人)がイタリア在住だからイタリアから

ここまでわざわざ大理石を船で輸送して(!)

制作したそうです。経費を考えると気が遠くなります。


 日光東照宮等有名寺院のフェイク建築と、地中海を思わせる

白大理石の彫刻の丘(素敵なイタリアンカフェもあります・写真)

と、法隆寺の聖観音像の大き目レプリカと、収蔵品が高価そうな美術館、

何故かオオサンショウウオ(一匹だけでさみしくない?('・ω・`))

も飼育されていて、中々微妙でカオスな空間です。

 1200円の入場料は安くありません。が、聴潮閣という、実際に

開祖のお母さんが住まわれていた和・洋・中華混合の建築がまた

物凄くお金と手間がかかっていて奇妙な味があって、

成金悪趣味もここまでやりぬくとすげーっ!!と感心します。


 しかもここ、快慶作の仏像や
藤原期の阿弥陀仏(どちらも重文)

のような「本物」も所蔵しています。(金にあかせて買い集めた)


 写真右端は、聴潮閣で実際使っていた球形給水タンクを

保存の為塗装したものです。仏教っぽい彩色ですが

はじめ見た時は現代美術の作品か?とぶっ飛びました;

入場料より問題は、ここまでの手間が結構馬鹿にならない事。

生口島も隣の大三島も悲しい位寂れておりました・・・
 

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2010/07/23 00 : 24
こめんと [ 0 ]とらっくばっく [ ]
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