「イングロリアス・バスターズ」が楽しみで仕方ない今日この頃です。
「花の24年組」の一人であり、(もうアラ還でいらっしゃる)
少女漫画の黄金期に貢献された漫画家の
青池保子先生のエッセイ集『「エロイカより愛をこめて」の創りかた』
(文庫本で購入)
とても面白かったです。文章が上手い!し非常に充実した内容です。
漫画家としてのネーム、作画等の苦労や
作品のための綿密な資料集めや取材等、
今までの越し方と共に語られておられます。
24年組の少女漫画がお好きな方にはお勧めです。
ぺんすけ的に「むむっ」!と来たのは
カラー絵に青池先生が愛用されているアルシュ!水彩紙が
『昨今は大量生産で品質が劣化して使いにくくなった』
というくだり。そ、そうなんだ、
「丈夫だし無理も利くし味がある発色だし、いい紙だ~」
と喜んでアルシュを使っていたけど、
私が愛用していたのは、本来のものからかけ離れた、
うそっこのアルシュだったんですね、それで満足していたんだ。
ワットマンの水彩紙が廃盤になっても、アルシュがあるし!と
思っていた自分がちょっと哀しいです。
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